会員制電子書籍ライブラリー「TossMedia」
「TossMedia」は、2015年3月25日にオープンした、TOSSに参加する教師のための会員制の電子ライブラリーです。現在、780冊を超えるデジタルコンテンツを収蔵しています。向山洋一代表をはじめとする、TOSSに参加する教師の著作のアーカイブ化(収蔵施設の確保、手元に無い出版物は会員寄贈の呼びかけや古書買いを行って収集など)、さらにデジタルアーカイブ化を進める中、価値あるコンテンツを共有できるようにとの考えから生まれたのが会員制の電子書籍ライブラリーです。

「TossMedia」は、学級経営や授業技術といった教師のための専門的なコンテンツを配信しています。今後は、広く教師の方の会員化や小中学生の保護者のためのコンテンツの所蔵行っていく予定です。






TOSS | Teachers' Organization of Skill Sharingの略。小中学校教師約1万8千人が参加する教育研究団体。1984年に当時小学校教諭の向山洋一によって提唱された教育技術の研究活動である「法則化運動」が起源。2000年に向山代表が運動の終結を宣言。その後、一般の教師もスキルシェア可能なオープンシステムとしての活動をTOSSとして継続しています。 |
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マイクロコンテンツ | 30〜50ページ程度のボリュームの電子書籍。1冊の書籍をテーマで分割し複数冊を廉価で販売する手法を言う。ワンコンテンツ、ワンテーマ、読み切りなどが特徴です。 |
アーカイブ | アーカイブ(archive)とは、特定の人物や文化や歴史的出来事などの関連物を収蔵、保存、分類整理、検索可能にする「施設」の意味です。収蔵対象は、日記・日誌、書簡、出版物はもちろん、各種映像物、作品、イベント記録などあらゆるものが対象です。保管物の劣化防止も大きな役割です。本来は、保存記録、公文書、公文書館、記録保管所、書庫などの意味があります。 |
デジタルアーカイブ | デジタルアーカイブとは、(アーカイブのような)現物収蔵を行わず、関連物をデジタル化し収蔵するものです。例えば、磁気テープは劣化により映像が再現できなくなる可能性が高いため多くのアーカイブ機関ではデジタル化が進められています。同様に、印刷物なども劣化対策としてデジタル化を行った上で公開(閲覧)するケースが多くなっています。 単に所在情報などを含んだデータベースなどをアーカイブと称しているケースもあります。 |